件名:あるべき姿を描く
前回のメールで、課題を以下の式で説明しました。
課題=あるべき姿(目標)−現状
この式でわかるように、課題を設定するには、以下の2つのことが必要です。
@あるべき姿(目標)を描くこと ・・・どうなりたいの?
A現状を把握すること ・・・今はどの程度なの?
私のコンサル経験では、うまく課題が設定できない理由の多くは@です。
例えば、サッカーをやろうとした時に、
●将来、日本代表を目指すのか?
●チームのレギュラーを目指すのか?
では、求められる能力のレベルは全く違いますし、当然、課題も具体策も変わります。
営業マンだって同じこと。
「どうなりたいか?」が大事なのです。
「そう言われても困ってしまう」という声が聞こえてきそうですので、まずは、営業マンとして「どうなりたいか」ではなく、「どうあるべきか」を考えてみましょう。
今日も皆さんに質問します。
営業マンの役割(使命)とは、どんなことなのでしょうか?
営業マンは何のためにいるのでしょうか?
「売上を上げる!」というのは、内向きな考え方であり、抽象的です。
もっと、「お客様の視点」で考えてください。
お客様は営業マンに何を期待しているのでしょうか?
「お客様によって違う!」と思う人は、「××のお客様には△△」というように列挙しても構いません。