件名:ブラインドタッチのすすめ

 

以前、時間効率を高めるためには「仕事のスピードを上げることが必要」と書きました。

今回は、その具体的な方法として、「パソコン操作の重要性」について説明します。

 

さて、皆さんは平均して1日何時間くらいパソコンに向かっていますか?

営業マンでも、一日1時間以上はパソコンを使っているのではないでしょうか。

そして、これからSFAなどが導入されると、その時間はもっと長くなるでしょう。

1日1時間としても、1ヵ月で20時間。1年間で240時間。1日の労働時間を10時間としたら24日分。

もし、パソコン操作のスピードが上がって、操作時間が半分になったとしたら、ものすごい時間効率の向上につながると思いませんか?

 

単にパソコン操作といっても、会社の基幹システム、ワープロ、表計算等いろいろなことがあります。

スピードアップのためには、当然、それぞれについてうまく使えるように、「習熟」することが大事ですが、私は、最も早道なのが「ブラインドタッチ(キーボードを見ないで入力すること)」のマスターだと思います。

これができるようになるだけで、パソコンの操作スピードは2〜5倍くらい上がります。

 

試しに、以下の文字を打ち込むのに、どのくらいの時間がかかるか計ってみてください。

 

「ますます」「地下鉄」「重要」「キャンセル」「スタッフ」「悪しからず」「忙しい」「プリンター」「何卒」「クリスマス」「最高」「水曜日」「おしゃれ」「打ち上げ」「銀行」「ありません」「ニュース」「インパクト」「面接」「催促」「オフィス」「本社」

 

ブラインドタッチで入力している私の場合は、これでちょうど1分です。

 

最近、私のまわりでは、タイプ習得ソフトを買って、皆でブラインドタッチの練習をしているのですが、ブラインドタッチのマスターは、実は意外と簡単です。

1日1時間程度練習すれば、1週間くらいで概ねマスターできます。

 

もし、「練習するのは面倒くさいから、自分はやらない」と思う人はご自由にどうぞ。

いつまでも、一本指でキーボードを見ながら叩いていてください。

しかし、プロとして「自分の時間をできるだけ大切にしたい」と思うのだったら、ブラインドタッチは絶対にマスターしておくべきことだと思います。

 

今後、どこで、どんな仕事をするとしても、パソコンから全く離れることはできないでしょう。

また、家庭の中でも、インターネットやメール等を使うことも出てくると思います。

いつまでも、「自分はパソコンが嫌いだから」とか「苦手だから」とか言っているようでは、確実に時代に取り残されてしまうのです。