件名:「お蔭様で」のひとこと

 

長い間コンサルタントをやってきて、多くの「尊敬できるお客様」に出会うことができました。

その筆頭が、元ヤマハ発動機経営企画室長、現ジュビロ磐田監査役の木村翼さんです。

この方の人望たるや、言葉に表すことができないくらい凄いのです。

企画室という、正直言ってあまり社内からは好まれない部署でありながらも、社内の皆が木村ファンです。

「木村さんのためなら・・・」「木村さんに言われたら・・・」

皆が口々にそう言うのです。

 

私は、木村さんと約半年間プロジェクトで一緒に仕事をさせてもらったのですが、その間、ずっと観察していました。

「何でこの人はこんなに人気があるのか?」その理由をつかむために。

そうしたら、ある時、気がつきました。

木村さんは、誰に対しても、いつも「お蔭様で・・・」のひとことを言うのです。

コンサルタントに対しては、「お蔭様で良い勉強になりました。」

上司に対しても、部下に対しても、他部署に対しても、いつもいつも「お陰様」なのです。

皆さんどうですか?「お蔭様で」と言われたら。

次に何か頼まれても、「またやってあげよう」という気持ちになるでしょ。

 

例えば、短納期を工場に依頼し、受注した後、「お蔭様で受注しました。」と言っていますか?

クレーム処理が完了した時はどうですか?「お蔭様で、納得していただきました」と言っていますか?

「そんなことは彼らの仕事なんだからやってもらって当たり前。わざわざ「お陰様」なんて言う必要ない!」なんて思いますか?

 

私は、「お蔭様で」とか「ありがとうございます」という言葉が、社内にどんどん飛び交い

出したら、すばらしい会社になると思うのですが・・・。

もし、「同感!」と思ったら、是非とも今日から実行してください。

 

例えば、メールだったら、宛先を指定して、

「××の件、お蔭様で○○でした。本当にありがとうございます。今後もよろしくお願いします!」

と書くだけです。

これは、「忙しいからできない」なんてレベルのものではないでしょ。