件名:私説 運を呼び込むために
前回は、幸田露伴の「幸福三説」を紹介しましたが、今回は、「運を呼び込むため」の私なりの考え方を書きたいと思います。
1.明るさを失わない
「笑う角には福来る」といいますが、まさに「その通り!」だと思います。
売上が上がらなくなったりすると、誰でも気持ちは落込みます。
しかし、だからと言って「暗く」なっていては、何も良いことはありません。
苦境の時こそ、知恵を働かせてチャレンジする姿勢が大切ですが、気持ちが暗くなると、どうしても発想が「後ろ向き」になってしまいます。
「カラ元気」でも良いから、明るさを失わない姿勢が大事だと思います。
2.あきらめない
日本テレビ系の電波少年という番組があります。
低俗番組と批判されることも多いですが、私はビデオを撮ってでも見ています。
この番組の中では、若い芸人にヒッチハイクで大陸を横断する等、諸々のテーマが与えられます。
とんでもないテーマばかりですので、当然、途中で多くの苦境に直面するのですが、とにかくあきらめずに精一杯頑張っていると、不思議と道が開けてきます。
私も若い頃、飛び込み営業をやっている時に先輩からよく言われました。
「100件飛び込んで、何の成果も上げられなかった時にどう思うか。『何件行ってもどうせ駄目だ』と思うのか、それとも、『101件目にはきっと買ってくれるお客様がいるはずだ』と思うのか。その「思い」の差が営業マンとしての力の差であり、実績の差だ!」
この言葉は、いつも私の頭の中に残っています。
3.他人が喜ぶことをしてあげる
以前書いた「お天道様は見ている!」のように、他人が喜ぶことをしてあげていると、いつか自然に運が巡ってくるような気がします。
運が悪い時期には、バタバタしてもなかなか良い結果は得られないものです。
「自分の利」を考えれば考えるほど、相手に対するFOR YOUの姿勢が無くなり、下手をすると、それまでの信頼関係さえも失うことだってあり得ます。
しかし、じっとしていていれば、いつか運が巡ってくるかと言えば、そうでもないでしょう。
こういう時こそ、「自分は他の人のために何ができるか? 何をしたら喜んでもらえるか?」をしっかり考え、行動することが大事だと思います。
まあ、正直言って、上記のことは「言うが易し、するが難し」で、私自身「まだまだ」です。
しかし、普段から意識しているのと、そうでないのでは、やはり自分の行動に大きな差が出るものです。
「幸運の女神」さんに、微笑みかけてもらうために、「日々精進」を誓う今日この頃です。